【ピアノ】アフタービートの演奏法

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本記事では、
「アフタービートの演奏方法」を解説しています。
アフタービートは、
「ラグタイム」などではもちろん、
「ラヴェル」などクラシックの作品にもよく出てくる要素です。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

以前にラグタイムの項目でも解説した内容ですが、

加筆しながら再度ご覧に入れます。

アフタービートは、ただ裏拍にアクセントをつけるのではなく、

「次の拍へ向かうエネルギーが発生する」

という点が特徴。

つまり、

譜例の場合は

「2→3」「4→1」

というエネルギーが発生するので

演奏の際にも

それらの繋がりを意識して打鍵する必要が出てきます。

そうすることで

単に強調した場合と比べて

音楽が前に進む力を持ってくれます。

 

さらに、

アフタービートに近い表現として

ショパン「エチュード(練習曲)op.10-3 ホ長調」

を取り上げます。

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭の左手)

譜例のように、

「原曲」では8分音符毎にアクセントがつけられています。

(3小節目以降は「同様に」という意図で省略されていると考えられます。)

 

アクセントが何故ついているのか考えたことはありますか?

「アクセントがついている音からフレーズが始まっている」

ということです。

 

このように考えていくと

音楽のアゴーギクも見えてきますね。

アクセントがついている音から各拍頭に向けて音楽が進み、

各拍頭でショートフェルマータ。

そうすると勝手に音楽的なアゴーギクができています。

 

 

ラグタイムについてまなびたい方は

以下の電子書籍を参考にしてください。

◉大人のための欲張りピアノ [クラシック畑のあなたに!ラグタイムピアノ演奏法]

 

ショパン「別れの曲」についてまなびたい方は

以下の電子書籍を参考にしてください。

◉大人のための欲張りピアノ [別れの曲] 徹底攻略①

 


 

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