譜読みのときに
運指付けをしたり
ペダリングを決めたりする段階があります。
これらの順序はどうするのが適切なのでしょうか。
「原則、そこでペダルを使うかどうかを決めてから運指付けをする」
このようにするといいでしょう。
ペダルを使わなければ困難な運指が
使うことで可能になったりと、
運指とペダリングは密接に結びついています。
影響を与える側のペダリングを先に決定したほうが
後の修正が減るので
うまくいくことは多いんです。
運指を先に決めて
うまくいかないところをペダルでごまかすというやり方ではなく、
ペダリングというのは
もっと音楽の中身を優先して決めるべき。
「決定」といっても難しく考えすぎる必要はなく、
ここではペダルを使ったほうがいいだろうかと
音を出しながら予測を立てて
ほぼ同時進行で運指も付けていくようなイメージ。
短い単位ごとに「ペダリング → 運指」と考えていく。
それをつなぎあわせて全曲にする。
「ペダリング → 運指」
のやり方をとるためには
短い単位に区切って決めていくほうが圧倒的にやりやすく、
まずペダリングだけ全曲にわたって決めてしまうようなやり方よりも
スムーズに譜読みが進むでしょう。
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