初心者にとって
どこでダンパーペダルを使用するかは
悩みの種だと思います。
楽譜にペダリングが書かれていなかったり、
書かれていたとしても
その表記が救い難いほど不正確な場合も多いので
ある意味、仕方ありません。
曲の中ごろでの細かい使い方はともかく、
ぜったいに踏んでも大丈夫なところから覚えましょう。
それは、
強く弾いて締めくくる曲尾の和音。
例えば、以下のようなもの。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲尾)
ブルグミュラー25の練習曲 「アラベスク」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲尾)
という記事でも書いたように、
ダンパーペダルを使用することで
音がより響くようになります。
だからこそ
あまり良い呼び方とは言えませんが
「強音ペダル」
などと呼ばれることもあるんです。
いずれにしても
響きが充実するのは確かなので、
力強く和音を弾いて締めくくるときには
譜例へ書き入れたように踏んでみてください。
「ペダルは、つなげられない音を残すもの」
というイメージがあるのかわかりませんが、
譜例のような踏み方をしていない学習者って
意外と多く見受けられます。
まだ難しいペダリングは分からなくても
まずはこの踏み方を覚えて
ちょっとレベルアップしましょう。
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