毎日のピアノ学習において
一般的には
練習曲などの指練習や基礎練習からはじめて
「指慣らし」と言われるような段階が済んでから
大切な楽曲の練習をはじめることが多いですよね。
ひとつ提案なのですが、
指慣らしはいったん置いておいて
この順序、逆にしてみてください。
大切な楽曲があって
極論、その作品のためにピアノを弾いているわけです。
それだったら、
いちばん新鮮味や集中力がある練習の最初の時間に
その作品を練習してあげてください。
一部の野球選手が
ゆっくりとした素振りから練習をはじめるように
ゆっくり弾き始める「慣らし」は大切ですが、
それは楽曲でおこなっても
何の問題もありません。
自分で慣れている練習順序がある場合は
ぜったいにとは言いませんが、
ときどきこのような順序に変えてみるだけでも
練習にバリエーションが加わりますので
検討してみてください。
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