【ピアノ】発表会映えするカンタンな名曲3選【バイエル修了程度】

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♬ 選曲に悩んでいて、発表会映えする作品が知りたい

♬ 楽譜が手に入りやすい初級のオススメ作品が知りたい

♬ さまざまなテンポの作品からのオススメを知りたい

 

こういった「知りたい」情報を全部集めました。

 

注 : 本記事で譜例を取り上げている作品は
パブリックドメインになっている作品です。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。

 

記事の信頼性

 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

■誰に向けた記事か

 

【ピアノ】発表会映えするやさしめ名曲3選【ブルグミュラー修了程度】

【ピアノ】ちょっとマイナーな発表会映えする曲 「3選」

これらの記事では

全音ピアノピースの難易度B〜E程度の作品を取り上げましたが、

バイエル修了あたりの段階の学習者にとっては

難しいと感じてしまうはずです。

 

そこで今回は、

発表会映えする名曲の中から、

初級レベルに限定してオススメを3作品紹介します。

どれも全音ピアノピースのラインナップにある作品です。

難易度Aですので、バイエル修了程度の段階で取り組めます。 

 

先に結論だけを書いてしまうと、

今回の紹介する作品は、

「リヒナー : ジプシーの踊り」  テンポ : 速
「ランゲ : 荒野のバラ」  テンポ : 中庸
「ヘンデル : ラルゴ」  テンポ : 緩やか

これら3作品です。

選曲の基準として、以下の3つのことを考慮しました。

「弾きやすくも、演奏効果が高いこと」
「楽譜が手に入りやすいこと」
「コンパクトで練習しやすい楽曲であること」

■発表会映えするカンタンな名曲3選

リヒナー : ジプシーの踊り テンポ : 速 全音ピアノピース難易度A

まずはテンポの速い楽曲からの一作品。

作曲者のハインリッヒ・リヒナー(1829-1898)は、

ドイツの作曲家、オルガン奏者です。

この楽曲は独特でエキゾティックなメロディが印象的。

特に38小節目からのメロディは

どこか懐かしさや切なさを含んでいて

聴衆の心をグッとつかみます。

(38小節目〜)

テンポが速いので相応の練習が必要ではありますが、

手が大きくなくても弾けるように作曲されているため演奏者を選びません。

ジプシーの踊り ピアノ(リヒナー)ピアニスト 近藤由貴/Lichner: Gipsy Dance Piano,Yuki Kondo

 

 

楽譜は「全音ピアノピース」を使いましょう。

◉ピアノピースー112 ジプシーの踊り/リヒナー (全音ピアノピース) 

 

デジタルデータ(PDF)で手に入れたい方は、

「ぷりんと楽譜」にもあります。

» ジプシーの踊り(リヒナー) /ピアノ(ソロ) 

ちなみに、

似たようなタイトルの楽曲として

「ベール : ジプシーの群れ」 テンポ・速

という作品もありますが、

こちらも味がある魅力的な作品です。

難易度的にも同程度ですので

興味のある方はチェックしてみてください。

ジプシーの群れ ピアニスト 近藤由貴/Behr: The Gypsie's Camp Piano (Im Zigeunerlager), Yuki Kondo

ピアノピースー098 ジプシーの群れ/ベール (全音ピアノピース)

 

ランゲ:荒野のバラ テンポ : 中庸 全音ピアノピース難易度A

次に中庸テンポの楽曲からの一作品。

作曲者のグスタフ・ランゲ(1830-1889)は、

ドイツの作曲家、ピアニストです。

 

この楽曲は、

途中、「左手で奏でるメロディ」が盛り込まれている点が特徴です。

美しい小品としてピアノの発表会における定番曲となっています。

「曲想が変わる中間部」
「いかにもフィナーレっぽいフィナーレ」

などと、

全体としてドラマティックに聴かせるための工夫が見られ、

発表会などのステージに適していると言えるでしょう。

手が大きくなくても弾けるように作曲されているため、

どなたでもチャレンジしていただけます。

ランゲ:荒野のバラ ピアニスト 近藤由貴/Lange: Heidenröslein, Yuki Kondo

 

楽譜は「全音ピアノピース」を使いましょう。

◉ピアノピースー276 荒野のバラ/ランゲ (全音ピアノピース)

 

デジタルデータ(PDF)で手に入れたい方は、

「ぷりんと楽譜」にもあります。

» 荒野のバラ(Gustav Lange) /ピアノ(ソロ) 

 

ヘンデル : ラルゴ テンポ : 緩やか 全音ピアノピース難易度A

最後に緩やかなテンポの楽曲からの一作品。

作曲者のヘンデル(1685-1759)は、

とても有名な作曲家なのでご存知の方も多いはず。

 

「ラルゴ」などと言われても「どんな曲?」と思うかもしれませんが、

おそらく一度は聴いたことがあるはず。

「オンブラ・マイ・フ」の名称で呼ばれることもあります。

ラルゴ ―オンブラ・マイ・フ(ヘンデル)Händel – Largo -Ombra mai fu – pianomaedaful

 

浄化されるようなとても美しい作品ですね。

テンポが緩やかなので

音を拾うだけでしたらスムーズにいくと思いますが、

音楽が停滞しないように横に流していくイメージを持って演奏しないといけないので、

必ずしも他に紹介した作品よりも易しいとは言えません。

 

派手さはありませんが

とても人気の高い楽曲ですので

「発表会映え」と言いますか「発表会ウケ」する楽曲です。

 

この楽曲の楽譜には「ぷりんと楽譜」のものも含めて

多くのバージョンがありますが、(原曲がピアノ曲ではないため)

一番定番なのは「全音ピアノピース」のバージョンです。

◉ピアノピースー076 ラルゴ/ヘンデル (全音ピアノピース) 

 


 

本記事は以上です。

今回紹介した作品は名作ばかり。

どれを選んでも

初級者のあなたをステージで輝かせてくれるはずです。

今すぐに取り組まないと損です。

本記事の内容を選曲の参考にして下さい。

 


 

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