【ピアノ】自分で理解していないことは他人に伝わらない

スポンサーリンク
「自分で理解していないことは他人に伝わらない」
これを、人に何かを伝えるときには
踏まえておかないといけないと考えています。

 

聴衆は必ずしも

「第1主題がここでこのように引用されて…」
「この経過があるからこの次が活きてきて…」

などと、音楽的に構造的に聴いているわけではありません。

もっと「感覚的」に

平たく言うと「楽しんで」聴いています。

 

しかし、演奏者がそれらをわかっていなくてもいいかというと

そんなことはありません。

構造的なことを知っていることで

前後の弾き方はもちろん

全体のバランスも変わってきます。

 

ここで強調したいのは

「自分で理解していないことは他人に伝えられない」

ということ。

 

以前に、

【ピアノ】どう弾きたいかという強いものをもつべき理由

という記事で書いたように

自分の意志が伴わない中途半端な理解による中途半端な表現というのは

何も表現していないのと同じです。

「ここはこうなっている」

ということを理解したうえで

表現して伝えてください。

 

演奏表現に関してもそうですが、

これは物書きにおいても同様。

筆者自身、大学院まで修めてその後も学習や研究を深めており

音楽をそこそこ理解しているからこそ

本Webメディアでピアノについて散々書けて

読者さんにある程度伝わるわけです。

 

仮に「化学について書いて」って言われたら

絶対ムリです。

ちょっと教科書を読んでうまくまとめたところで

ボロばかりが出てしまうはず。

 

音楽や物書きで人に何かを伝える方法、

それは

「自分でよく理解していること」

と言えるでしょう。

 

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
- 役に立つ練習方法 他
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました