基礎には大きく以下の3つがあると言えるでしょう。
1. 基本的な演奏(や作曲)する力
2. 学習方法やノウハウなどの実用的な知識
3. 様式や音楽全般の知識
2. 学習方法やノウハウなどの実用的な知識
3. 様式や音楽全般の知識
1. 基本的な演奏(や作曲)する力
をさらに分類すると、
一般的には、以下の2つが大枠となります。
◉ 座り方、呼吸などの身体の使い方
◉ 思ったことを音にするための指先の正確なコントロール
◉ 思ったことを音にするための指先の正確なコントロール
また、
2. 学習方法やノウハウなどの実用的な知識
3. 様式や音楽全般の知識
これらがもとになって
◉ 適切に譜読みをして音楽を解釈する力
が生まれます。
2や3が欠けていると
いわゆる「弾いているだけ」の状態になるということ。
結局、どれも大切な要素と言えるでしょう。
そして、
話題は変わりますが
「基礎」という言葉に関連して
もうひとつ確認しておきたいことがあります。
「音楽を構成する各要素は、それ自体が基礎である」
ということ。
という記事などで
「あるパッセージを音楽的に弾けるようにするため、それらの要素を分解して練習すること」
について書きました。
これらの分解された各要素こそが基礎。
ひとつの基礎が出来上がると
その上に次のものを建設していくことができます。
ですので、
難しい建築物(=パッセージなど)を
音楽的に組み上げたいのであれば
基礎の単位まで分解して
それらを組んでいかないといけません。
「基礎」という言葉をめぐって
あらゆる話題を出しましたが、
どの視点もいい加減にはできず
それぞれへのアプローチがあってこそ
ようやく少しづつ演奏が良くなってきます。
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