まるで逃げるかのように
サラッと終わる曲ってありますよね。
何曲か例を挙げます。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第17番 テンペスト ニ短調 op.31-2 第3楽章」
譜例(PD作品、Finaleで作成、曲尾)
ラヴェル「鏡 より 蛾」
譜例(PD作品、Finaleで作成、曲尾)
ウェーベルン「チェロとピアノのための3つの小品 Op.11 より 第1曲」
譜例(PD作品、Finaleで作成、曲尾)
例外はありますが、
こういったサラッとした終わり方では
rit. せずに弾き終えてしまうと
良い空気感を演出できます。
譜例の3つ目、ウェーベルンの作品に関しては
「flüchtig(飛ぶように、速く)」
とまで書かれていますね。
聴衆に
「あれっ?終わったの?」
と思わせることができたら
成功と言えるでしょう。
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