「数十年ぶりに再開したけど、年齢的に上達するのかどうか…」
などという、
年齢を理由にした
ピアノを始めたり続けたりすることに対する不安は
根強いようです。
筆者も、あれよあれよという間に
年齢が上がってきていますが、
筆者なりに
数値なんて忘れて音楽に没頭するコツを踏まえているので
3つ紹介します。
① まず、生活に余裕をもつ
まず前提として、
年齢に関わらず
生活に余裕をもってください。
余裕があることで
音楽に関する何か新しいことを始めるときに
思い切って踏み込めるようになります。
また、
余裕さえあれば
すでに継続していることになかなか結果が伴わなくても
焦らず構えていることができます。
まずは年齢云々の前に
全力をあげて日常を見直してください。
② 積極的に幅広い年齢の音楽仲間をつくる
付き合っている音楽仲間が
同年代ばかりになっていませんか。
できる限り、自分から積極的に話しかけにいって
幅広い年齢の音楽仲間をつくってください。
筆者の経験からすると、
幅広い年齢の人物と付き合ったほうが
むしろ、自分の年齢を考えなくなります。
少なくとも、悪くとらえることがなくなります。
おそらく、
それぞれの年齢に応じた楽しみや幸せが共有されてきて
どの年代もいいものだと感じるようになるから。
音楽という共通の取り組みを通じて仲良くなると、
年齢が結構離れていても
問題なく付き合えることに気が付きます。
ある程度、お互いの性格の相性はありますが、
音楽が好きという時点で
考え方に共通点があるからでしょう。
結局、自分の年齢も相手の年齢も
大した問題ではないんです。
③ 音楽仲間と一緒にみんなで歳をとっていく幸せを感じる
「幽☆遊☆白書」という
アニメ化もされている名作漫画名を
耳にしたことはあるでしょうか。
その登場人物の男性で、
老いを恐れて
永遠の若さと力を手に入れるために
妖怪へ転生した人物がいます。
転生する前に、
仲間のひとりの女性が
以下のような言葉をかけます。
結局、その言葉は届かず
男性は妖怪に転生してしまいました。
これ、名セリフと言われているだけあって
筆者も好きな言葉。
先ほど、幅広い世代の音楽仲間をつくりましょうと書きましたが、
良い仲間をつくって
みんなで一緒に幸せに歳をとっていけばいいんです。
そう考えたら、
歳をとるのもたいして怖いものではなくなりますし、
むしろ歳をとるほど
音楽生活が楽しくなっていくでしょう。
年齢を理由にして
やりたい音楽にブレーキをかけることも無意味だと気付ける。
だから、音楽でも
ひとりではなくて仲間が必要なんです。
実際、筆者も
長年音楽を続けてきた中で
いちばん年齢が上がった今が
いちばん楽しい時間を過ごしています。
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