具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品2-1 第4楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)
最初に出てくるカギマークで示した右手で奏される和音
に注目してください。
◉ 短い音価
◉ 弱奏
◉ 和音にメロディが含まれる
◉ 弱奏
◉ 和音にメロディが含まれる
という3点がそろっていると
どうしても
音が欠けたり、
メロディ以外の音がほとんど聴こえなかったり、
というふうになってしまいがち。
はじめのうちは
やや大きめの音量を出しても構わないので
ハーモニーを確実に耳へ入れるようにしてください。
自分に聴こえない音は
基本的に聴衆にも聴こえていません。
もちろん、上記の3点がそろっていない場合でも
和音演奏では
その響きをきちんとつくってあげることが大切です。
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