奏法には様々な要素が関わってきますので
これだけやればOKといった近道はありません。
しかし、
どんな奏法においても共通する項目を
取り上げておくことは無駄ではないでしょう。
まずは、次の3つを意識してみてください。
◉ 肘をリラックスさせる
◉ 指の2つの関節を止めて支えとする
特に
「上腕をリラックスさせる」
ということは
徹底したい内容ですので
今回はこの項目について解説します。
演奏する時に前腕をでしゃばらせるのではなく
「前腕が上腕の言いなりになっている状態」
これが理想です。
しかし、上腕もリラックスしていないといけません。
どうすればいいのでしょうか。
いちばん取りかかりやすいのは、
「不必要に肩を上げない」
ということ。
これらは密接に結びついており、
肩が上がっている時というのは
余計な力が入って身体が硬直してしまっています。
上腕もブロックしてしまう。
また、先日も記事にしましたが、
肩を下ろすことで利点があります。
「肩を下ろした状態で腹式呼吸ができるようになると、すべての力が腕にくるようになる」
ここでいう「力」というのは、
「常に力んでいる」という意味ではなく、
「打鍵する時に瞬時に使う力をコントロールできるようになる」
という意味。
前腕が上腕の言いなりになっている状態を目指し、
「人生において上腕を主体に生活する」
くらいの気持ちを持っていてもいいでしょう。
このような一日では直せない習慣を改める方法としては、
◉ 奏法を見直す時間をとる勇気を持つ
これらが重要です。
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