少し創作面から考えてみましょう。
ピアノアレンジをするときに踏まえるべきことのうち
代表的なものは
原曲のメロディを理解することです。
アレンジ(編曲)では
原曲の伴奏の在り方などはともかく
原則メロディを変えてはいけません。
そこで、
変えてはいけないそのメロディをよく理解して
内容に反しないアレンジをしていくことになります。
「このメロディに16ビートの伴奏はどう考えても合わないな」
「このメロディはヤマがココだから、伴奏の厚みもそのようにコントロールしよう」
「このメロディはヤマがココだから、伴奏の厚みもそのようにコントロールしよう」
などといったことをはじめ、
メロディの理解なくしては
クオリティの高いアレンジはできないでしょう。
作曲をする場合は
自作メロディではありますが、
自分で作ったメロディを自分でよく理解していないといけません。
メロディを先に作るタイプの作曲法をとらなくても
結局はメロディとそれ以外の要素は
深く結びついています。
力のある作曲家が作った作品の場合は。
だからこそ、
演奏をする方にとっても
ほんとうの意味で力になる基礎として
書籍「楽式論 石桁真礼生 著(音楽之友社)」における
「第1編 楽節」と「第2編 基礎楽式」
の内容をしっかりと学習することを
以前から推しているわけです。
メロディについて
動機レベルから理解する力を
つけることができるから。
メロディを深く理解すると
それ以外の要素も
びっくりするくらいよく見えてきます。
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ピアノ演奏に活かせる!参考書「楽式論(音楽之友社)」レビュー
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