記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
弾けるようになった楽曲を
自分の「一生のレパートリー」として定着させるためには、
定期的にさらい直さなくてはいけません。
ただ、
意外にこれをやっていない方は
多いのではないでしょうか。
理由の一つは、
というものかもしれません。
楽譜は気づくと膨大な量になっていますよね。
「茶封筒に入ったバラの楽譜」
「買ったきり開いてすらいない楽譜」
「ピアノを始めた頃に使っていた、何十年も開いていない楽譜」
など。
そうなると、
「こんな楽譜持っていたっけ?」
となることもあるでしょう。
どの曲に取り組んできたのかも忘れがちですし、
覚えていたとしても
さらい直すためにヤマのような楽譜の中から探し出して開くのも
おっくうになってしまいます。
そこで、
これをオススメします。
ポイントは、
ということ。
その過程で、
自分が今まで取り組んできた楽曲を思い出すことができ、
それらの中から
「自分が本当に一生のレパートリーにしたいと思える楽曲」を
見極めることができます。
レパートリーを維持するためにさらい直すべき楽曲を
「常に近くに」
「常に開きやすい位置に」
置いておくことができます。
ピアノ講師の方も、
自身の指導方針で
使う教材はある程度決まっているはずですから
必ずしも全ての楽譜を
とっておく必要はないのです。
初めのうちは、
「それでもいつか使うだろうから・・」
と思って
とっておく楽譜ばかりになると思います。
一方、
何年も開いていない楽譜を使う可能性はほぼゼロですし、
何よりも、
という危険性すらあります。
思い切って整理してみましょう。
私たちが一生のうちに取り組める楽曲は意外に限られています。
「コレ!」
という厳選された楽曲を
大切にしていきましょう。
楽譜を手放すことは、
レパートリーの維持につながるのです。
残された楽譜はあなたのやりやすい状態で整理しておけばOKです。
ポイントは次の3つ。
(”平積み” は本棚のためにはいいですが、
あなたの音楽ライフのためにはよくありません。)
こういった種類のバラ楽譜はなるべく減らしてみる」
忘れてしまうようなものは不要なものなので手放す」
前提として、
楽譜は「財産」です。
ピアノを弾く方にとって本当に重要なものです。
一方、
自分の音楽ライフを豊かにしてくれる楽譜でなければ
財産とは言えません。
ヤマのようにあることで、
レパートリー維持の足を引っ張ってしまったり、
掃除が大変になってしまったり、
探し物に膨大な時間をとられたりしてしまっては
財産にはなり得ないのです。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
Amazonでご購入いただけますが、
「Kindle Unlimited」に登録している方は
kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。
「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。
Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
コメント