記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
日本では、
集中というと
「自分の中を整えて、内へ向かって集中していく傾向」
が強くあります。
一方、
もともと狩猟民族だった国の人物は
集中というと
「目の前の相手に集中する傾向」
が残っているそうです。
集中についてもう少し考えてみます。
先日、
「無駄な動きは音楽そのものから遠ざかる」
ということの理由のひとつとして、
「意識をとられ、自分の音がよく聴けなくなるから」
と解説しました。
「集中するためには、少しでも身の回りのことを減らしたほうがいい」
ということです。
例えば「食事」を思い出してください。
テレビやラジオを観ながら聴きながらだと
ほんとうの意味では味わえない。
必死に味わおうと意識しても
何となくしか味が分からない。
味わおうとしている矢先、
目や耳から
食事に関係のない情報がたくさん入ってきてしまうからです。
感覚のうちいくつかのものを使うというのは
これくらい気をとられるものなのです。
ここで言いたいのは、
「集中をするためには、努力よりも環境整備が影響大」
ということ。
集中の妨げになっている要素は
なるべく削ぎ落としていきましょう。
他の例としては「暗譜」があります。
暗譜をする利点とすれば
楽譜に食らいつかなくなるので
「自分の音をよく聴く」という点に関してプラスに働きます。
「集中をするためには、努力よりも環境整備が影響大」
という観点で言うと、
しっかりと弾きこんで
暗譜に対する不安が少なくなっているのであれば
楽譜を見るという要素を削ぎ落としたほうがぜったい良い、
といってしまっていいでしょう。
私自身も、ソロの本番では基本的に暗譜します。
暗譜をすると失うものは、
後ほど取り戻せますから心配いりません。
(参考記事:【ピアノ】暗譜をすると失うもの)
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