【ピアノ】曲頭のつかみを一気に弾き切る

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ときどき出てくる、開演ベル的な曲頭のつかみ。
それらの適切な演奏方法は楽曲によりますが、
本記事では
「一気に弾き切るべき例」
をいくつか挙げておきます。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311 (284c) 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

カギマークで示した最初の部分は

「開演ベル」の役割をもっていると言えます。

幕開けを告げる「つかみ」の音。

 

どのように弾いても間違いではありませんが、

こういったごく短いつかみでは

あまりごちゃごちゃと表現をつけずに

f で一気に決然と弾き切ってしまうのがいいでしょう。

そうすることで、

直後との対比を

はっきりと付けることができます。

 

ちなみに、

モーツァルトの音楽では

曲頭にダイナミクス指示がない場合は

基本的に f で弾き始めるというのが慣例。

 

もう一例挙げておきます。

同様の考え方で演奏するといいでしょう。

先ほどの例とは

使われている音こそ異なりますが、

音楽の役割としては同様ですね。

 

ーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.576 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

 

今回取り上げた作品に限らず、

モーツァルトのピアノソナタにおける第1楽章を見てみると

同様な開始手法をとっている作品がいくつもあることに

気が付くはずです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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