ショパンコンクールから「学習」しよう①

連日ショパンコンクールを聴かせていただき

大変感激しているのですが、

ピアノを学習している方は

「すごいな〜」

だけでなく、

楽しんで聴きながらも

もう少し「学習する」という観点からも聴いてみましょう。

 

「全員、問題なく最後まで弾けている」
「全員、止まってしまうような大きなミスはしていない」

この2つはとっくにクリアしている方達が

出てきています。

しかし、パス(通過)する方とそうでない方が出てくる。

 

最後まで弾けているのに、

止まらずに弾けているのに、

大きなミスはしていないのに、

指もよく動いているのに、です。

 

この差が何なのかを考えることは

ある程度弾ける学習者が

さらに上達していくために必要不可欠でしょう。

 

念の為に補足ですが、

コンクールをパスする演奏者が

必ずしもいいピアニストとは限りません。

しかし、

たった一人の審査員の意見ではなく

複数の審査員が「Yes」を出した演奏は

それなりの理由があるはず。

パスした方の演奏とそうでない演奏を

学習者としては

分析してみる意味があるのは確かです。

 

あくまで私の意見ですが、

「すでに相当弾ける演奏者」

の間で差がついているポイントは

大きく次の2つだと考えます。

「音楽が自然論に沿っているか」
「音色の使い分け」
—————————————————

「音楽が自然論になっているか」

というのは、

ごく簡単な言い方をすると、

「変な場所で変な間(ま)が空いていないか」

ということです。

例えば、

「cresc.とaccel.が書かれていて
音楽エネルギーが明らかに前に向かっているのに、
変なところで間を空けたりためたりして
音楽を止めてしまっている」

といった内容などです。

これは、

「解釈だからいいじゃん」

という問題ではないのです。

音楽エネルギーを読み取れていないので

それ以前の問題です。

また、こういったことは

いい指導者に出会わない限り(独学の場合は動画など)

ずっとなおらないので

何百回さらっても改善されるものではありません。

ですから、

かなり弾ける演奏者にもよく見られる傾向です。

 

少し強い言い方をしてしまいましたが、

「速いパッセージを速く弾けること以外にも重要なことはある」

ということを

この記事を見てくださっている方に

強調しておきたいのです。

 

「音色の使い分け」

については

次回の記事でご覧に入れます。

 


 

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