【ピアノ】あがり・緊張のふっきり方

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あがり・緊張のふっきり方はいたってシンプル。
筆者の経験談も踏まえて解説します。

 

本番では

想像以上に緊張をしてしまう方もいるはず。

あがりや緊張を消す方法を質問されることもありますが

正直、消す方法はありません。

しかし、ふっきる方法はあります。

 

ふっきり方はシンプルで

「練習不足による嫌な緊張感がなければよいと割り切る」

これに限ります。

 

「練習不足による嫌な緊張感」

について経験談から解説します。

 

筆者は、

学生のときに

ショパン「ピアノソナタ第3番」に取り組んだ際、

ほんとうに短い練習時間で本番を迎えなくてはなりませんでした。

一応暗譜してはいましたが、

弾いている最中に

落ち着かない、落ち着かない。

暗譜が危ないところだけでなく、

最初から最後までヒヤヒヤドキドキしていたのです。

これが「練習不足による嫌な緊張感」の正体。

 

しかし、

ある一定以上の弾きこみをすると

このヒヤヒヤがなくなるタイミングがある。

もちろん本番では緊張しているけれど、

変なヒヤヒヤ感はない。

この状態ではすでに

「練習不足による嫌な緊張感」はゼロになっています。

 

前提として、ノー練習では緊張しません。

練習してなければできないのは当たり前だから。

そもそも、この段階では辞退することになるはず。

緊張するのは

少しでも練習したうえで

うまくいくか不安だからでしょう。

 

「ノー練習」よりも少し練習すると

「練習不足による嫌な緊張感」がある状態に達し、

さらに練習すると

「ワクワクを含んだ緊張感」になる。

この3段階を意識して練習し、

第3段階目まで押し上げておけば

緊張してもまったく問題ないわけです。

 

「練習不足による嫌な緊張感がなければよいと割り切る」

これを踏まえて、

あがり・緊張をふっきりましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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