リズミカルなメロディとは
例えば、以下のようなもの。
ドビュッシー「ボヘミア風舞曲」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)
メロディ自体にリズムの特徴が強く出ていますね。
カギマークで示しましたが、
こういったリズミカルなメロディが出てくるところでは
スラーに注目してください。
たいていその部分が
カンタービレなウタになっていますので。
ここでは、
「リズムを聴かせるところとウタを聴かせるところが交互に登場する」
という成り立ちになっています。
もう一例挙げておきましょう。
ベートーヴェン「ピアノソナタ 第28番 イ長調 Op.101 第2楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)
ここでも
カギマークで示したスラーのところが
カンタービレなウタとなっていることに
気が付きますね。
リズミカルなメロディでは
「短いフレーズ」や「跳ねるような表現」がとられるところが多いからこそ、
スラーに注目すると
どこを歌えばいいのか理解できることが多い。
これを踏まえておくだけで、
ちょっとした譜読みの質の向上を目指せます。
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