【ピアノ】はかどる、ラフマやプロコ作品の譜読みの進め方

スポンサーリンク
譜読みの初期に
ゆっくり両手であわせて弾いても
弾いている内容があっているのかどうか分からない作品へ
どう取り組めばいいか。
4ステップのやり方を解説します。

 

ラフマニノフやプロコフィエフの多くの作品って、

ゆっくりゆっくり両手であわせて弾いても

正しいのか間違っているのか分かりにくいと感じたことは

ありませんか。

例えば、次のようなもの。

 

ラフマニノフ「音の絵 op.39-9」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、6-9小節)

譜読みの進め方が良くないんです。

ラフマやプロコの作品に限らず、

こういった

「ゆっくり弾くとよく分からなくなる作品を譜読みするコツ」

があります。

オススメのやり方は次の4ステップ。

①「一段ずつ」などの短い単位に区切る
② その部分だけ、ペダリングや運指を決める
③ その部分を、それぞれ片手のみでテンポで弾けるようにする
④ 両手をあわせてゆっくりさらい始める

 

③までの過程が大切で、

まず片手のみでピカピカにしておいてください。

この段階で

小節内有効臨時記号などの見落としがないかを

よくチェックしておきます。

そうすると、

両手でゆっくりあわせたときに

あっているのか分からず退屈したり

譜読み間違いをしたりする可能性を

激減させることができます。

 

繰り返しますが、

この種の曲で

楽譜を読む初期段階から両手でゆっくりあわせるのは

効率よくありません。

似たようなタイプの作品に取り組むときには

上記の4ステップを取り入れてみましょう。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
譜読み - ラフマニノフ (1873-1943) - プロコフィエフ (1891-1953)
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました