クラシック音楽では
基本的に楽譜に書かれていることを変更しないで
演奏しますね。
という記事で書いたように
体格などの都合で
仕方のないときに
多少の変更をするのは例外。
実は、まだ例外があります。
作曲家自身が指示したソフトペダルについては
原則であり絶対ではありません。
考えてみれば理由はシンプルで、
ソフトペダルの効き方は
楽器によってあまりにも差が大きいからです。
ほとんど使用効果が感じられないピアノもあれば
あまりにも音色が変わってしまうピアノもあります。
特に注意が必要なのは後者。
きちんとした会場のピアノであれば
ひどいソフトペダルのものは少ないのですが、
(ソステヌートペダルは、壊れたままになっていることも多々!)
将来本番で弾くことになる会場のうちのいくつかでは
ソフトペダルの効きに困ることもあるはず。
そういったときは
会場リハ次第で
ソフトペダルの使用をとりやめても問題ありません。
こういった変更は、
作曲家が書いたリズムや音程を変えたりすることとは
まったく別の考え方だと思ってください。
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