【ピアノ】弱音同音連打で音色をそろえる方法

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弱奏同音連打で
音色をそろえるために重視すべきなのは、
打鍵するときの指の位置です。

 

弱音同音連打というのは

例えば、次のようなもの。

 

ベートーヴェン「ピアノソナタ第4番 変ホ長調 op.7 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

左手の同音連打を見てください。

このような伴奏はひんぱんに出てきますが、

弱奏だと音色をそろえるのが難しく感じる場合もあるはずです。

 

音色をそろえることに関しては、

たいてい真っ先に

「運指をどうするか」についてが話題となりますね。

一般的には

「同じ指で連打したほうがそろえやすい」

と言われており、

試してみると実際にそう感じるのではないでしょうか。

一方、

テンポや弾きやすさのことも考慮すると

譜例のところの場合は

補足したように

1と2の指を交互に使うのもアリでしょう。

特別、音色をそろえにくい運指というわけではありません。

 

(再掲)

むしろ重視すべきなのは、

打鍵するときの指の位置。

鍵盤につけておいて打鍵するようにしてください。

 

高い位置から打鍵すると

コントロールが効きにくく、

見た目としてもバタバタしてしまって美しくありません。

 

高くからの打鍵でコントロールが効きにくい理由については

以下の記事を参考にしてください。

強奏、弱奏のどちらにも当てはまる内容です。

【ピアノ】なぜ、高くから叩く奏法では音量や音色をコントロールしにくいのか

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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