ときどき、
弾くことに集中しないで音で遊ぶことってありませんか?
例えば、
◉ 友達との集まりで、喋りながら適当にピアノを触る
◉ “こんな感じ” などと思いながら、指先だけの動きでピアノを触る
◉ “こんな感じ” などと思いながら、指先だけの動きでピアノを触る
など。
「少しくらいOKでは?」と思うかもしれませんが、
これ、意外とやめたほうがいい。
繰り返すと、クセがつく可能性も充分にあります。
今でも覚えている12歳の頃のエピソードを
ひとつお話しします。
小学校の卒業式で
「卒業生のみでうたう歌」
のピアノ伴奏を任されていました。
当日の朝、
家族で朝食を済ませた私は
手首をフニャフニャさせながら
その伴奏曲を遊び弾きしていました。
そうしたら、
ピアノをまったく弾けない母から
「そんなことやってると、うまく弾けなくなるよ」
などと注意されたのです。
ピアノ関連で母に注意された、
唯一の出来事でした。
ピアノを弾けない人物でも判別できるくらい
遊び弾きというのは
“音” や “見た目でも” 分かるのだなと
今になって感じます。
もちろん、
「好きな曲を弾いて楽しむ」
という意味での遊び弾きは大いにアリでしょう。
しかし、
手先フニャフニャの遊び弾きはNGです。
「遊び弾きでも手先や身体は真剣に」
これだけは踏まえて
存分にピアノ演奏を楽しみましょう。
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