【ピアノ】スラー?タイ? 演奏方法に迷いやすい記譜

スポンサーリンク
本記事では、
演奏方法に迷いやすい記譜のうち
「スラーとタイの区別」について解説しています。

 

譜例左を見てください。

”同音” 同士が孤によってつながれている場合、

多くの場合は「タイ」であると解釈しますよね。

しかし、

同じ記譜であっても

録音を聴いていると「スラー」で演奏している楽曲もあります。

これは正直、

「その楽曲の慣習的な演奏法による」

と言うしかありません。

 

(再掲)

一方、区別できる場合もあります。

楽曲によっては、

譜例右のように

「スタッカート」か「テヌート」あるいは「その両方」

が書かれていることもあります。

このような場合は

それらの記号があることで「タイではない」という意味になりますので

「スラー」に肉薄するように同音連打をして演奏します。

 

また、

この場合のスタッカートは

「音を短く切る」という解釈もできますが、

「 “スラーではありませんよ” ということを説明するだけの意味」

で書かれている可能性もあり、

(実際に存命の邦人作曲家はそう話します。)

どちらの解釈をとるかは演奏者に任されています。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122

Amazonでご購入いただけますが、

「Kindle Unlimited」に登録している方は

kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。

「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。

Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

コメント

タイトルとURLをコピーしました