【ピアノ】シンプルな伴奏型を多声でとらえて、バスラインの在り方を観察する

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少し変わったカタチの伴奏型が出てきたときには、
多声でとらえて
バスラインの在り方を観察してみましょう。

 

具体例を見てみましょう。

楽曲が変わっても考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第2楽章」

譜例(PD作品、Finaleで作成、51-53小節)

52小節目の左手パートを見てください。

ドソミソ伴奏と言われるオーソドックスなアルベルティ・バスではなく、

譜例のような変形したカタチも

良く見られますね。

 

こういったカタチは

ただ単にそう聴こえてほしいから書かれているのではなく、

音楽的な要求があるんです。

 

具体的には、

丸印で示した部分がバスラインとして

1拍ごとに1度だけバスが鳴る通常のカタチよりも

音楽を前へ進める印象がより強くなっている。

左手部分のみでも多声的な扱いになっています。

 

(再掲)

演奏方法としては

丸印で示したバスラインを

他の音よりも

やや大きめに響かせるといいでしょう。

加えて、

各拍の4つ目のバス音から次の拍のバス音へのつながり

を意識してください。

 

このように

「伴奏部分を多声でとらえてみる」

というのは、

あらゆる伴奏型を読み解くポイントになります。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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