【ピアノ】6度音程の連続をレガートにするために

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本記事では、
シューベルト「楽興の時 第3番」を例に
「6度音程の連続をレガートに聴かせる方法」
について解説しています。

 

シューベルト「楽興の時 第3番 Op.94-3 ヘ短調」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、25-26小節目の右手)

25小節2拍目は

「16分音符による6度の動き」ですが、

こういった箇所は

完全なレガートにするのは困難。

そこで、譜例の書き込みのようにします。

トップノートは譜例に書き込んだ指遣いでレガートにし、

下の音は1の指だけで、なるべく音を長く残していくように演奏します。

 

ダンパーペダルに頼らず、

いかに手でレガートに肉薄できるかどうかを探る必要があります。

運指の都合で一方の声部がレガートにできないところは

実際の楽曲で多く出てきますので、

「どちらか一方を完全なレガートにして、もう一方はなるべく指で残す」

という考え方は応用範囲が広くあります。

 

ポイントは、

可能であれば

「声部をごちゃ混ぜにしてしまうのではなく、完全なレガートにする声部をどちらか一方にしぼる」

ということ。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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