♬ 色々な曲を聴いた方がいいのはわかっているけど、数が多すぎてどうすればいいかわからない
♬ 演奏会へ行くと、知らない曲ばかりで退屈してしまう
こういった方へ向けた記事です。
という記事の続編ですが、
本記事単体でも読み進めることができます。
ピアノ曲を作曲した作曲家はたくさんいますが、
好きな楽曲のみを
聴いたり弾いたり調べたりするだけでは
作曲家の生涯を知ることはできません。
という記事では、
同じくらいの時期に作曲されたピアノ作品をまとめてきいてみる。
そして、そのネットワークを広げていく。
という勉強方法で
作曲家について学び深めていくことを提案しました。
このやり方をとれば
作曲家の全体像をつかむことができます。
加えて今回は、
こういった学習方法について
もうひとつのやり方を紹介します。
それは、
「その作曲家が生涯取り組んだジャンルに目をつける」
というもの。
ここでいうジャンルとは、
◉ プレリュード
◉ エチュード
◉ ノクターン
◉ ワルツ
などをはじめとした、あらゆる応用楽式のこと。
例えば、
フォーレは全13曲のノクターンを
生涯の幅広い時期にわたって書き続けました。
「ノクターン(夜想曲 第13番 op.119」は
フォーレが作曲した最後のピアノ曲です。
つまり、
ノクターン全曲を
聴くなり弾くなり調べるなりして学習すれば
一通りフォーレの生涯の変遷などを
知ることができます。
ジャンルは絞られたうえでのことですが、
全ジャンル全曲をハジから見ようとして
中途半端になったり挫折したりするよりは
余程いい学習になります。
もちろん、
ときにはピアノ曲以外が入ってきてもOK。
どんどん学習して、
一曲でも多く
知っている作品を増やしていきましょう。
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