本Webメディアでは
「終わり良ければすべて良し」ではなく、
「終わり良し」にしたければ、
「はじまりも良し」にする必要があると書いてきました。
最近になって
結局、始まりと終わりが当たり前のようで大切だと
改めて感じています。
さまざまな審査などをやらせていただくことがありますが、
やはり、始まりと終わりがよく出来ている場合って
断然印象がいいんですよ。
すべて上手くいくのがいちばんですが、
本番前にほんとうに時間がないのであれば
曲頭の1ページと曲尾の1ページだけでもピカピカにすべき、
とさえ感じます。
聴衆が未知の作品を耳にするときは、
曲が始まったときと
「もうすぐ終わりそうだな」
と思ったときのふたつのポイントを
無意識にいちばん集中して聴いているのだそう。
自身のことを思い返してみても
割とその傾向はあるように感じます。
だからこそ、印象を左右するポイントなのかもしれませんね。
演奏だけでなく
作曲や編曲の創作でも同様で、
結局、始まりと終わりの設定が大切。
聴衆はこれらのポイントを集中して聴いていますし、
それに、
始まりが微妙だと
続きを聴く気にすら、なってもらえません。
終わりが微妙だと
まずいものを食べさせられたような後味が残ってしまいます。
筆者自身、
このふたつのポイントにも集中して
創作するようにしています。
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