あまり好きになれない作品を
ピアノの先生にもらったり、
また、独学でも
イヴェントなどの課題曲として
そういった、
言ってしまえば「やりたくない作品」に
向き合わなくてはいけないケースがあります。
やりたくないけれどもやり通すためには
どうすればいいのでしょうか。
まず第一に考えるべきなのは、
どういったことが原因でやりたくないのかを
きちんと自己分析することです。
いろいろな理由があることでしょう。
例えば、
◉ 曲が長すぎて譜読みの負担が大きく、腰が重い
◉ メロディや和声などが好きになれない
◉ 前にやったことのある曲だから、さすがに新鮮味が薄れてきている
◉ 友達がやっている曲だから、真似されたと思われたくない
◉ 内心、やらされ感が気に入らない
など。
いくつかの理由はどうしようもないものですが、
ほとんどのものは以下の考え方で解決できます。
それは、
「結局 “そのうち終わる“ という事実を理解すること」
これなんです。
人間は終わりの見えないことはできません。
例えば、
最初の1回は好意で始めた無償の手伝いも
何回か頼まれると嫌になってしまいます。
単純に面倒くさいだけではなく、
ずっと続くのかと思うと
先が見えなくて不安になるため
抜け出したくなるのでしょう。
ピアノの練習にも
似たようなところはあります。
やりたくない楽曲をやり通すためには
「とりあえず期限がくれば、ひと区切りにできる」
という事実をしっかりと認識することが大切。
そうすれば、
仮に楽曲自体を好きになれなかったとしても
期限までやり通すことは可能。
教室で与えられた楽曲であれば、
マルをもらえたら
いったん終わりにすることができます。
イヴェントなどの課題曲であれば、
そのイヴェントが終われば
いったん終わりにすることができます。
期限がなく弾き続けなければいけない楽曲なんて、そうそうない。
楽曲によっては
スルメのように
取り組んでいる中でうまみが出てきて
好きになれる可能性もあるので、
とりあえずやってみてから考えればいいのです。
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