ピアノの先生に
「ここはハープっぽい音を出して」
などと言われたり、
独学の方は、
「ここはホルンっぽい音で弾きたいな」
などと思ったりすることはありませんか?
今回は、
ピアノの音を使って「ハープ」ようなサウンドを表現する方法を
紹介します。
ピアノで演奏する以上
音としては「ピアノの音」ですので、
ハープっぽさを出すためには
他の要素で表現しなければいけません。
そこで注目すべきは、
ハープという楽器が持つ
音の「立ち上がり、減衰、余韻」です。
ハープの音は
◉ 立ち上がりが速い
◉ 減衰も速い
◉ 余韻は弦を押さえて止めなければ伸びる
◉ 減衰も速い
◉ 余韻は弦を押さえて止めなければ伸びる
という特徴があります。
ピアノと音の特徴が似ていますよね。
例えば、8分音符のアルペジオでしたら、
「ダンパーペダルを用いつつも、指ではスタッカートにする」
こうすることで、
音に空間性があるハープの音質に近づきます。
ペダルで音自体はつながっていても
手でもつなげない限りレガートにはなりません。
これを逆に利用した表現です。
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