ハノンなどの基礎練習をするときに
リズム練習やアーティキュレーションの変奏を
取り入れることもあるかと思います。
ハノンを、例えばスタッカートで練習するのもいいのですが、
目的を「スタッカートを練習すること」に定めて
スタッカートをハノンで練習してみるのはいかがでしょうか。
そういったときに
譜読みの不要なハノンは有効に取り入れることができます。
例えば、スタッカートの中にも
「指を使用したスタッカート」(「速い動き」などで)
「手と指を使用したスタッカート」(通常)
「腕を使用したスタッカート」(キメなど、「強く」かつ「細かくない動き」などで)
「手と指を使用したスタッカート」(通常)
「腕を使用したスタッカート」(キメなど、「強く」かつ「細かくない動き」などで)
など、さまざまなものがありますので
ハノンの繰り返しが多い特徴を上手く使って練習するんです。
ほんらいは
必要な場面でテクニック練習をするのがいちばんなので、
実際の作品の中で出てきたときに身につけるのがおすすめですが、
ハノンを使ってテクニックの基本動作を整理しながら練習してみるのも
悪くありません。
とにかく、目的が「ハノンを終わらせること」にならないように。
これを踏まえて
本記事のように逆に活用する機会を探ってください。
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