具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第4番 変ホ長調 op.7 第1楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、39-40小節)
頻出のアーティキュレーションですが、
このような
「スラーとスタッカートが同居した音型」
は意外と弾きにくいですよね。
特にこの楽曲では
「Allegro molto e con brio」でテンポが速いですし
ここはダイナミクスも p ですから
なおさら弾きにくく感じることでしょう。
だからといって頑張って弾こうとすると
大げさになるのです。
こういった音型では
「指に角度をつけて弾く」
これがポイントです。
指を伸ばして弾くと、まず上手く弾けません。
◉ 指に角度をつける
◉ 指先をしっかりさせる意識を持つ
◉ 指の動きをなるべく少なくする意識を持つ
◉ 指先をしっかりさせる意識を持つ
◉ 指の動きをなるべく少なくする意識を持つ
この3点を踏まえて練習していきましょう。
要するに、
スラーが混じっていようと
そうでなかろうと
「軽いスタッカートを高速で連続演奏するときのテクニック」
これとほぼ同じ技術を使うということです。
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