具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、55-58小節)
57小節目の頭で
いったんフェルマータになりますが、
こういったところでは
ただ一時停止するだけだと思わずに
出した音の先を見て下さい。
音の方向を見る。
言い換えると、
伸ばしている音をきちんと聴き続けて
どのように次の音へつなげていくかを
耳で調整するということです。
それをしないと
出しっぱなしで
音の方向性が見えない中途半端な伸ばし
になってしまいます。
手の動きにも緊張感をもってください。
このWebメディアでは
あらゆるものの「出しっぱなし」を推奨していますが、
「音の出しっぱなし」
これに関しては
ろくなことにならないので
気をつけたほうがいいでしょう。
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