【ピアノ】なれない自分になろうとしない

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生まれもっているものを活かせる方向へいくようにすると、
毎日の音楽生活が
もっと楽しくなりますし
力もつきやすくなります。

 

以前に

【ピアノ】体格的に弾けない曲は、今世は無視しよう

という記事の中で、

あまりにも手が大きくないと弾けない曲など

生まれもった体格に合わない作品に憧れても

その先に幸せはない、

という話をしました。

 

このような

「なれない自分になろうとしない」

というのは、

「どうしても好きになれない作品と、ムリに仲良くなろうとしない」

など、他にもあらゆる面に対して言えることです。

 

ちょっと飛躍しますが、

筆者は以前に

湘南エリアに住んでいたことがあり、

毎回音楽家をゲストに招いて紹介するという地域番組の

ラジオパーソナリティを引き受けていました。

 

公開収録だったのですが、

あるとき、収録後に観客が次のように話しかけてきました。

「君は、湘南っぽくないね」

このとき、さすがの筆者も頭にきたわけですが、

薄々、自分でもわかっていたんです。

「湘南っぽさ」の意味にも幅がありますが、

結局、生まれもった雰囲気や性格というものがあるので

ムリに合わせようとしたり

変えようとしても意味ありません。

自分のもっているものの中で生きるのが

いちばん自然だし、

楽しいし、上手くもいくことがわかりました。

 

この経験からかもしれません。

音楽でも

生まれもっているものに合わない部分で

ムリに頑張らないようにし始めたのは。

生まれもっているものを活かせる方向へいくようにすると、

毎日の音楽生活がもっと楽しくなりますし

力もつきやすくなります。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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