まず、
なぜ集中できないのかを考えてみましょう。
個人的な事情などは筆者にはわかりませんから、
「ピアノ練習」という点に焦点を当てた
理由を考えてみます。
◉ 練習に緊張感を持っていないため、気がそれてしまう
この2つは比較的どなたにでも
当てはまるのではないでしょうか。
練習に新鮮味がなくなってしまっている
これは、
「新しい刺激が入ってこないこと」が原因です。
毎日同じピアノで
毎日同じ部屋で
毎日同じ楽曲を
毎日同じ練習方法で練習している。
これでは、
さすがに新鮮味がなくなってしまいますよね。
可能であれば、
レンタルスペースを利用してみるのもいいでしょう。
少し費用はかかりますが、
「この2時間だけは」
と集中して練習できるはず。
そして、その経験を挟むことで
自宅に帰ってからも
いつもよりも新鮮味をもって練習できるものです。
家のピアノでも
フタを開けて練習する日と
そうでない日を織り交ぜて
自分への音の聴こえ方に日々の変化を与えてみましょう。
電子ピアノをお使いのかたは
ピアノの音色を使い分けて
自分への音の聴こえ方に日々の変化を与えてみましょう。
(「ピアノ1」の音色を「ピアノ2」の音色へ切り替える、等)
また、
◉ 練習方法自体にバリエーションをつけてみる
というのも
新鮮味を与えるためにはオススメ。
ポイントは
「練習を作業にしないための工夫」
と言えるでしょう。
練習が作業になってしまった瞬間、
新鮮味がなくなり
モチベーションが続かなくなります。
練習に緊張感を持っていないため、気がそれてしまう
これは前項と相当共通する部分もありますが、
あえて別項として取り上げてみます。
「集中した良い練習」をするためには、
「自分に緊張感を与える日を作ってみる」
というのも効果的。
例えば、
◉ 通し練習で必ずICレコーダーを回す
など。
これらのような方法を練習に織り交ぜながら
自分の緊張感をコントロールしましょう。
これらのバリエーションは
単なる緊張感のコントロールだけでなく
練習自体の内容としても
必ず取り入れるべきものです。
さまざまな分野の方のインタビューなどをみていると
「練習になかなか集中できない」という状態は
「プロの音楽家」や「プロのスポーツ選手」にもよくあることです。
そのときにどうやって継続していくかは
みんな悩んでいるのです。
同じ状況にある方は、
本記事の内容をひとつだけでも実践してみてください。
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