【ピアノ】ショパンの最難関エチュードを4小節だけ練習してみよう

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1曲まるまる練習するわけではなく
もう少しゆるく難曲と付き合う方法をとると、
毎日の練習に遊び心がはいります。

 

ショパンのエチュードのうち最難関として知られる

「エチュード Op.10-2」ですが、

まだちょっとムリだと思う方は

この作品に

はじめの4小節だけ取り組んでみるのはどうでしょうか。

 

全曲を仕上げるのは

なかなかたいへんな作品ですが、

4小節だけだったら

楽しみながら

時間的にも負担にならずに練習できるので

毎日の学習に遊び心がはいります。

 

それに、

この楽曲では同じ繰り返しが多く、

はじめの4小節と共通している部分が

他に12小節もあります。

全曲が49小節ですから、

単純計算すると

「49 ÷(4+12)」で

おおよそ1/3もの部分を

はじめの4小節で学んだことに匹敵するんです。

 

そう考えると、

将来のいつか全曲に取り組むときのことが

楽しみになってきませんか。

 

たった4小節にしぼっていて

練習しやすいのは事実ですから、

コルトー版なども参考に

ありとあらゆるさらい方などを試しながら

楽しんで練習してみましょう。

 

もちろん、

右手を酷使する練習曲なので

ムリをしない程度で付き合ってください。

 

かつて筆者がこの作品を習ったとき、

当時の指導者に

「まずは、最初の4小節だけ練習してきて」

と言われたのを覚えています。

こういった練習方法は

他の難曲へ向かうときにも

意外とうまく取り入れられるものです。

 

◉ コルトー版 ショパン 12のエチュード Op.10

 

 

 

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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