ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドという女流声楽家・作曲家がいました。
生前、ショパンとも交流を持っていたそうです。
ずっと前の番組ですが、
NHK趣味百科「ショパンを弾く」の
内容の手書きメモが残っています。
この番組でカツァリスが語ったところによると、
(以下、コメント抜粋)
大歌手のポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドが
サン=サーンスに伝えたところによれば、
ショパンがトリルの主要音を示す小音符をつけてる時は、
トリルを弾く時、拍と同時に主要音から弾くように
ショパンが望んでいた事を意味していたようです。
(抜粋終わり)
大歌手のポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドが
サン=サーンスに伝えたところによれば、
ショパンがトリルの主要音を示す小音符をつけてる時は、
トリルを弾く時、拍と同時に主要音から弾くように
ショパンが望んでいた事を意味していたようです。
(抜粋終わり)
とのことです。
実際にはこのように演奏していない例はいくらでもあります。
しかし、解釈の参考として活用するのは大いにアリです。
「記譜法」というのは決まりきったもののようであって、
実は作曲家の色が出ます。
装飾音の書き方一つとっても
作曲家によって意図が異なるので
上記抜粋のような
作曲家がどう思っていたのかという資料は
自分の中にしっかりと貯めていくといいでしょう。
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