少し拍子抜けするかもしれませんが、
難曲に挑戦するために必要なこととは、
ということです。
ずいぶん前になりますが、
「リストのピアノソナタロ短調が弾けるようになりたい」
と言われて話をきいていると、
「実は演奏時間30分の曲全体を、通して聴いたことすらなかった」
という事実がわかりました。
曲頭の方だけを聴いたら飛ばしてしまうようで、
好きなところだけ好きなように聴いて憧れていた。
しかし、
楽曲全体を聴き通す忍耐力は
まだなかったようです。
(彼はその後挑戦してレパートリーにしました。)
難曲に挑戦する第一歩は、
まずは楽曲全体を好きになることです。
そのためにも
「通して聴く」くらいの努力は必要だと思っています。
教養の意味でも重要ですね。
「難曲を弾くのはまだ難しい・・」
という方も、
ベートーヴェンのソナタは全曲聴いてみましょう。
「いつか!」と思って
「ハンマークラヴィーア」を聴いてみるとか。
40分「聴き通す」ことができれば、
将来挑戦もできるはず。
その先をサポートしてくれる教材などは
今の時代いくらでもあります。
まずはその前の段階を
自分自身で乗り越えましょう。
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