【ピアノ】目の前の楽曲にもっと興味と理解をもって、暗譜を攻略する

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暗譜に関しては
必ずしも音感の有無で悩む必要はありません。
勉強すればいいんです。

 

暗譜に関する記事は

これまでにもたくさん書いてきましたが、

再度強調したいのは

目の前の楽曲にもっと興味と理解をもつことの重要性について。

それが結局、暗譜の攻略にもつながります。

 

少したとえ話をしますが、

他人から言われて外国語を学習するとして

文法を理解することなしに

ひたすら覚えていこうとしたら

学習効果が上がるでしょうか。

ぜったいに、そんなことはありませんよね。

文法をたいして理解していなくても

読んだり話したりできる言語は

基本的に母国語のみです。

それに、

他人から言われてやっている時点で興味がないので

なおさら覚えにくい。

興味があるかどうかは非常に大切で

「勉強が苦手でも、興味があることを語らせたら何時間でも喋っている」

という知人は

ひとりだけではないはずです。

 

「学習効果が上がらない」というのは、

「覚えにくい」ということに加えて

「覚えた(と思った)ことをじきに忘れてしまう」

という部分も含まれています。

内容を理解していないまま暗記したことって

引っ張り出しのきっかけもないですし

記憶への残しようがなく

あっという間に頭からいなくなってしまう。

だから一夜漬けって

その場しのぎにもならないんですね。

 

語学の勉強と演奏における暗譜では

異なる部分もたくさんあるわけですが、

「興味をもっていて、なおかつ内容を理解していたほうが、覚えやすいし忘れにくい」

という部分は共通しているでしょう。

 

もっと楽曲に興味をもつと

もっと調べたり分析したくなり、

もっと音楽的理解が深まっていく。

 

そこまでの理解に「弾き込み」がプラスされると

暗譜は一気に進んでいきます。

だから暗譜に関しては

音感の有無で悩まずに勉強すればいいんです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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