♬ a tempo をするとなんだか不自然になってしまう…
♬ a tempo のやり方って、何種類かあるのかな?
このような悩みや疑問にお答えします。
rit.などのテンポ変化のあとに
「a tempo(もとの速さで)」と書かれていると、
言葉通りテンポを戻しますよね。
しかし、
「いきなり a tempo にすると、なんだか音楽がギクシャクしてしまう」
と感じることはありませんか?
解決策があります。
「a tempoと書かれているところを起点とし、1-2小節かけて徐々にテンポを戻す」
という方法。
このやり方は、
特にロマン派などで
アゴーギク表現が大きい作品の場合に有効利用できます。
プロでもいくらでもおこなっていることですから、
どうか、「そんなことしていいの?」などと思わずに。
「1-2小節かけてテンポを戻す」
と書きましたが、
実際にどれくらいの時間をかけるのがいいかは
◉ rit.をどれくらいかけたのか
こういったことに影響されます。
したがって、
「1-2小節」というのは目安として考えておき、
ICレコーダーでの録音を聴き返して
自然になる加減を狙っていくのがベストです。
もちろん、
「a tempo と書かれているところで、すぐにテンポを戻す」
これが一番の基本ではあります。
しかし、
「すべてで」とは言えませんが
「a tempo と書かれていても、すぐにテンポを戻さなくてOKのところもある」
ということを
頭の片隅においておきましょう。
そうすることで、
いざ困った時に
本記事を思い出せるはずです。
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