意外かもしれませんが、
脱力だけでは何にもできません。
ピアノを弾くには身体を使うのですから。
しかし、脱力は重要視されています。
目指すところは、
力まなくてもいいときに固めないようになれること。
◉ いつでも動ける身体になるため
◉ 力んでいないときに出せる良い音を実現するため
こういった理由などからです。
初心者の方で
どうやって脱力していいか分からないというケースは
多いことでしょう。
脱力というのは奥が深く、また身につけるのもたいへんです。
どうすればいいかわかりませんよね。
そういった方は、
「せめて弾き始める前は身体をラクにしておく」
出発点として、これを意識してほしいと思います。
とうぜん弾き始めたらまた力が入ってしまうかもしれませんし、
それは、ゆくゆく改善していただきたい部分。
そういったことを前提としてではありますが、
弾き始める前から身体が固まっていたら
いっそう問題を深刻にしますので
まずはそこから脱力を試みるべきということ。
やり方は簡単。
手、腕、肩を完全にラクにして
身体の横に垂らしてください。
そうすると力が抜けて
指先は自然なアーチの形になります。
そして、深く呼吸をしてください。
この状態で
弾き始める準備をしてください。
とりあえずはコレだけです。
弾き始める前からカチンコチンになってしまうのだけは直しましょう。
その先は
などを参考に、
応用的な内容も少しづつ身につけていってください。
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