【ピアノ】脱!メロディが聴こえない演奏

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本記事では、
「メロディが聴こえない演奏」
を脱するためのアドヴァイスをしています。
以前に、
【ピアノ】メロディが埋もれてしまっている演奏は多い
という記事を書きましたが、その補足的内容です。

 

まず第一に、

メロディが聴こえにくくなっている状況では

「単純に伴奏が大きすぎる」

という原因によることも多い。

伴奏が大きくなってしまっているのは

自分では意外と気づきにくいものですよね。

仮に「メロディと伴奏が同程度の大きさ」

であるとしたら、

決して聴こえ方は同程度ではありません。

メロディが足りなく聴こえるのです。

 

「それぞれの役割分担をしっかりと把握し、それぞれに適切な音色とダイナミクスを与えてあげる」

バランスをとるためには

この意識を持つことが必要。

 

また、

「大げさに表現してみることの重要性」

をこれまでにもお伝えしてきましたが、

メロディに対してもこの意識は忘れずに。

メロディが聴こえてこないので

40を70くらいにして欲しくて

「まずは、もっと大袈裟にやってみて」

と伝えると、

40が42くらいにしかならないことは多いんです。

 

練習の段階で大げさに表現したって、誰も笑いません。

恥ずかしがらずに殻を破ってみましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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