【30秒で学べる】ラヴェル「ソナチネ 第3楽章」ワンポイントレッスン

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ラヴェル「ソナチネ 嬰ヘ短調 M.40 第3楽章」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、159-163小節)

162-163小節目では、

「2小節を3等分するリズム」がとられています(縮節

一方、47-52小節目やその他で出てきたときと異なっているのは、

”左手も”「2小節を3等分するリズム」になっているというところ。

両手でこのリズムを奏することにより

フィニッシュに向けた「せき込み効果」が出ています。

 

また、

「1拍ごとにハーモニーが変わっている」ということでも

せき込み効果がさらに増大しています。

ハーモニーが変わるということも、一種のリズム表現。

47-52小節目やその他で出てきたときと異なる点ですので

比較してみてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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