【30秒で学べる】ラヴェル「ソナチネ 第2楽章」ワンポイントレッスン

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譜例はFinaleで作成したものです。

 

ラヴェル「ソナチネ 嬰ヘ短調 M. 40 第2楽章」ワンポイントレッスン!

譜例(Finaleで作成、6-12小節目)

水色ラインで示した箇所は、

「2度音程でのぶつかり」が「3度音程」へ開いて解決している箇所です。

こういった箇所では、

「後ろの音(解決音)」の方が控えめに聴こえるように演奏するのが音楽的です。

「2度音程でのぶつかり」という「緊張」が、「3度音程」に開くことで解放されます。

つまり、ラヴェルはこの表現を得るために

確信犯的にわざと2度の不協和音程をつくっています。

 

8小節3拍目からのスラーは直前に比べると長い息になっていますね。

音楽をグーッと横に引っ張る意識で演奏しましょう。

 

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【30秒で学べる】ラヴェル「ソナチネ 第2楽章」ワンポイントレッスン

 

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