【ピアノ】少しだけポジションが跳ぶときに、いちいちアタックを入れない

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ポジションを跳ばした後に打鍵する音へは
いちいちアタックを入れてしまいがちなので
充分に気を付けるようにしましょう。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ第8番 K.310 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、44小節)

譜例の右手パートへ書き込んだ運指は

現行のヘンレ版でとられている運指をもとに

残りのすべての運指も補足したものです。

 

この運指を使う場合、

2拍目から3拍目へ移るときに

運指の都合上、どうしても指でつなげることはできず

少しだけポジションを跳ばさなくてはいけません。

このようなとき、

跳ばした後に打鍵する音へ

いちいちアタックを入れてしまいがちなので

充分に気を付けるようにしましょう。

 

こういうことを意識して弾かないと

ガンガンガンで終わっちゃうんですよ。

ブチ叩かない。

 

(再掲)

ちなみに、この運指を使った場合、

1拍目から2拍目へ移るときにポジションを跳ばして弾きそうになりますが

手首を少し左側へ動かすことで

指でつなげられます。

ポジションを跳ばしたい特別な意図がない場合には

出来る限り同一ポジションで弾き進めたほうが

上記のようなアタックを入れてしまう可能性も低くなるので

参考にしてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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