【ピアノ】唐突なイヴェントがレガートを乱す

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ピアノ演奏では
「準備(プリペア)」が大事ですが、
とうぜん、レガートにとっても同様であり、
唐突な出来事をなるべく減らしていかなくてはいけません。

 

レガートに弾こうと思っても

何だかゴツゴツしてしまったりと

上手くいかないことはありますね。

 

原因はいくつか考えられますが、

たいてい、

唐突なイヴェントを起こしてしまっていることが

問題となっています。

 

例えば、

◉ 出したい音色を想定せず、唐突に打鍵してしまう
◉ 手の移動時間が充分にあるのに、唐突に移動させて準備不足の打鍵をしてしまう

など。

 

音自体は切れずにつながっていても

レガートに聴こえないときというのは、

隣りあった音同士の「音色」がかけ離れているときです。

そういった状況をつくり出すいちばんの原因は

上記、唐突なイヴェントを起こしてしまうこと。

 

「唐突なイヴェントがレガートを乱す」

このように思っていると

分かりやすいでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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