具体例で見てみましょう。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第18番 変ホ長調 作品31-3 第3楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、トリオの最初部分)
このように和音の跳躍で
少し音が変わる場合は
すぐに手のポジションを準備し直さないといけません。
しかし、跳躍するときに
わざわざ卵形に近いくらいに縮こめたりと
無駄な動きを挟んでしまう例が
見受けられます。
譜例のような和音から和音への跳躍では
原則、手指が余分な動きをせず
最短距離で移動してください。
加えて、
次の和音を弾くために
ポジション移動しないといけない指のみを動かし、
それ以外は前の和音の形をそのまま維持させましょう。
とうぜん、音域が上がるときと下がるときのどちらも。
「手を移動させてポジション準備のみをする練習」
をしてみるのも、有効な方法です。
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