何か、辞めたいことや回数を控えたいことがあるときに
それを代替案で置き換えるという方法があります。
これはなかなか良くできた考え方で
適度に取り入れてもいいのですが、
「原則、うまくいかないことのほうが多い」
と思っておいてください。
例えば、
「寒いから、ピアノへ向かわないで机鍵盤で練習しよう」
「度胸をつけたいけど、発表会は怖いから弾きあい会に参加しよう」
こういうことをしても
たいてい、満足できません。
あとになってやり直すことになります。
妥協した部分が
ずっと後ろ頭をうろついて気になり続けるから。
ではどうすればいいのかと言うと、
迷っているのであれば、とりあえず代替しないでください。
こまごましたことは
代替しないでやってみる。
代替案を検討すべきなのは
数年単位で膨大な時間がかかるようなものの場合のみ
にしてみましょう。
(参考 :【ピアノ】独学者向け!ツェルニー50番の代用としてオススメの教材)
筆者は原則、
日常生活でも代替案での置き換えを最小限にしています。
例えば、
「コーヒーは依存するから、ノンカフェイン紅茶で代用する」
という考え方があります。
しかし、筆者の感覚としては
紅茶よりコーヒーのほうがおいしいんですよ。
コーヒーを我慢して紅茶を飲むのではなくて
コーヒーも紅茶も飲みたいんですよ。
だから、
「コーヒーを飲むのは午前中だけにする」
というように
折り合いの付け方を考えていくようにしています。
音楽学習でも日常生活でも同じですが、
「必ずしもゼロにしてしまうのではなく、ムリのないやり方で落としどころを見つける」
このようにすると
代替案でゼロイチにしてストレスをためるよりも
幸福度が上がります。
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