【ピアノ】今日はもうやれることないと思ったら、そらんじよう

やることに迷ったらそらんじる。
やることに迷ったら新曲の譜読みをする。
この2つをうまく使い分けながら
学習を進めてみてください。

日々の練習の中で、

以下のようなことを感じることはありませんか。

通し練習をした。
細かい練習も一通りした。
曲が短いのですでに済んでしまった。
この曲に対して今日やれることはもうない。

このような場合は

新たな作品の譜読みをするのがオススメですが、

一方、もう少しやれることを探してみるのも

アリでしょう。

「今日やれることはもうない」

と思ったら、そらんじてください。

つまり、暗譜して弾けるようにするということ。

楽譜を見れば弾けるのに

暗譜はまだできておらず

そのままダラダラいってしまう学習をとるくらいでしたら、

そらんじて弾けるように仕上げてみましょう。

仮に、その楽曲を本番で弾く予定がなくてもです。

暗譜ができていないところがあるということは

ほんとうに楽曲を理解できてはいないということ。

楽譜に頼っているのですから

言うまでもありませんね。

特に高度な楽曲になってくると

暗譜が怪しいところをきちんと把握して

覚えるためのさらいを意識的におこなう必要がある。

ダラダラ弾いているだけでは

ソルフェージュ能力が高くない限り

そらんじることはできません。

厳しい指導者の中には

「暗譜が済むまでは、その楽曲を初回レッスンすらしない」

という方もいます。

暗譜ができているくらい楽曲を理解していることの重要性、

加えて、

その状態になってはじめて

他人の高度な助言も吸収できるようになる、

ということからきているのでしょう。

今の学習レヴェルは関係ありません。

やることに迷ったらそらんじる。

やることに迷ったら新曲の譜読みをする。

この2つをうまく使い分けながら

学習を進めてみてください。

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