【ピアノ】ワルツの難しさは左手にもある

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「音の欠け」というのは
「音の間違い」と同じくらいもったいもの。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

ショパンのワルツをはじめ

あらゆるワルツでは

右手が目まぐるしく動き回るため、

どうしてもそちらばかりに意識がいってしまいがち。

しかし、

テンポキープの要は

左手の3拍子であり

音楽の軽さや重さのコントロールも

左手にかかっています。

左手は右手と同じくらい比重を与えて練習すべき。

 

そして何よりも

左手で一番問題となるのは、

「音が欠けたり鳴り損なったりしているのに、意識せずにいる」

この部分です。

 

例えば、

以下の譜例の左手を見てください。

 

ショパン「ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1(小犬)」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、5-8小節)

各小節の左手で

2-3拍目は和音ですよね。

この和音の音が一音鳴り損なったりしても

右手ばかりに一生懸命になっていると気がつきません。

また、

こういった不注意は

意識しないとずっと直りません。

「もう譜読みが終わって、おおむね弾けるようになった」

と思っても、

必ずこういった細部のチェックはおこなってください。

 

左手だけで練習し、

和音をバランスよくつかむ練習を充分におこなってから

両手でも練習していきましょう。

 

「音の欠け」というのは

「音の間違い」と同じくらいもったいものなのです。

 


 

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