【ピアノ】何となくでもうなずける解説を見つけよう

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今の自分のレベルとかけ離れている音楽書籍などに
せっかく買ったのだからと
中断を繰り返しながらも
とらわれ続けてしまっていませんか。

 

ピアノをはじめ各種音楽の学習では

書籍教材や動画教材なども利用するかと思いますが、

その際に良い教材を選ぶコツがあります。

 

とうぜん言えばとうぜんなのですが、

何となくでもうなずける解説をしてくれているものを

見つけてください。

 

「うなずける」ということは

少なからず今の自分に合っていることを意味します。

 

なぜこんなことを言っているのかというと、

自分にとってラクすぎる、あるいは難しすぎるものを

5ページ読んではやめて

またやる気になって5ページ読んではやめて、

の繰り返しばかりで

たいした学習ができていなかった時期を

筆者自身が経験しているからです。

 

ちょっと、別の例を挙げましょう。

筆者が高校生のときにふと手に取った書籍に

「高校の授業はすべて無視して、その時間を本書で紹介している参考書での内職にあてなさい」

という極端なものがありました。

それは、できる学生とあまりできない学生の

どちらにも向けた本でした。

要するに、

今現在の自分の学習レベルに対して

授業のレベルが高すぎても低すぎても

効果がなかったり

続かなくなってしまうので

内職という方法を使って学習方法を工夫する必要がある、

ということを言っていたんです。

 

ピアノへ話を戻しましょう。

まったくのピアノ入門者に

「打鍵速度と打鍵角度を…」

などと言ってもおそらく分かりません。

反対に、上級者に

「鍵盤シールを貼る位置は…」

などと言っても簡単すぎます。

それなのに、

なぜか書籍などの教材になると

こういう自分とレベルが離れているようなものに

せっかく買ったのだからと

中断を繰り返しながらも

とらわれ続けてしまうケースが散見される。

 

これをやめてふっきり、

うなずける解説をしてくれるものを見つけると

一気に学習が楽しくなります。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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